【Day】スタッフ組合せ設定の「一致」について設定による結果の違いを知りたい

ここでは、「お助けマンDay」の「スタッフ組合せ設定」の「一致」条件の特徴と、個人で指定する場合とスタッフグループで指定する場合の違いについて説明します。組み合わせ方により自動作成結果が異なるので参考にしてください。

<INDEX>

  1. 「スタッフ組合せ設定:一致」の特徴
  2. 「個人」「スタッフグループ」の組合せごとの違いについて

 


#1.「スタッフ組合せ設定:一致」の特徴

「スタッフ組合せ設定」の「一致」の条件では、スタッフの条件を「個人」で指定するか、「スタッフグループ」で指定するかで意味が変わり、指定するスタッフの片方(前者・後者の何れか)から見た条件のみ有効な場合と、双方(前者・後者)に有効な場合とがあります。(下図参照)

QA_スタッフ組合せ一致01

以下を参考に「個人」「スタッフグループ」での条件設定を使い分けてください。

《前者・後者双方に有効な条件としたい場合》

指定するスタッフの前者・後者共に「個人」で指定する(ケース1)、もしくは、
「スタッフグループ」で指定する(ケース2)場合は、前者・後者を入れ替えた条件も追加する。

《片方(前者)のみ有効な条件としたい場合》

前者・後者共に「スタッフグループ」で指定する(ケース2)、もしくは、
後者のみ「スタッフグループ」で指定する(ケース3)。

メモ:「ケース~」は後段の「2.「個人」「スタッフグループ」の組合せごとの違いについて」の解説を参考にしてください。この中での説明を踏まえると「片方のみ有効な条件」ではケース2、またはケース3に置き換える方が良く、ケース4のような指定は避けた方が良いです。

ヒント:「スタッフ組合せ設定」については、こちらも参考にしてください。

 


#2.「個人」「スタッフグループ」の組合せごとの違いについて

ここでは、「個人」「スタッフグループ」の組合わせごとの結果の違いを説明します。

 


■ケース1:前者・後者共に「個人」で指定

QA_スタッフ組合せエラー_case1_1

この例では、「山本さんが休みのとき、中村さんは日勤にする」という条件になりますが、同時に「中村さんが日勤のとき、山本さんは休みにする」という反対側から見た条件も含んでいます。例えば自動作成の結果、「中村さんが日勤のとき、山本さんが休みではない」という状況になったらエラーになります。

つまり、前者・後者それぞれを「個人」で指定した場合、双方向から見た条件として機能します。

QA_スタッフ組合せエラー_case1_2

 


■ケース2:前者・後者共に「スタッフグループ」で指定

QA_スタッフ組合せエラー_case2_1

この例では、山本さんを「A」グループ、中村さんを「B」グループという形でスタッフグループにした上で、「Aグループ(山本さん)が休みのとき、Bグループ(中村さん)は日勤にする」という条件にしていますが、ケース1とは逆に自動作成の結果が「Bグループ(中村さん)が日勤のとき、Aグループ(山本さん)が休みではない」という状況になってもエラーになりません。

つまり、前者・後者それぞれを「スタッフグループ」で指定した場合は、前者から見た場合にのみ有効な条件として機能します。「スタッフグループ」の指定で双方向で有効にしたい場合は、反対側から見た条件、このケースでいえば「Bグループ(中村さん)が休みのとき、Aグループ(山本さん)は日勤にする」という条件も追加する必要があります。

QA_スタッフ組合せエラー_case2_2

 


■ケース3:前者を「個人」、後者を「スタッフグループ」で指定

QA_スタッフ組合せエラー_case3_1

この例では、前者のみ個人で指定します。「山本さんが休みのとき、Bグループ(中村さん)は日勤にする」という条件を設定すると、前者から見た場合に一致していないとエラーとなります。自動作成の結果、「Bグループ(中村さん)が日勤のとき、山本さんがお休みでない」という状況になってもエラーになりません。

つまり、前者のみ個人で指定した場合は、前者から見た場合にのみ有効な条件として機能します。

QA_スタッフ組合せエラー_case3_2

 


■ケース4:前者を「スタッフグループ」、後者を「個人」で指定

QA_スタッフ組合せエラー_case4_1

この例では、後者のみ個人で指定します。「Aグループ(山本さん)が休みのとき、中村さんは日勤にする」という条件を設定すると、後者から見た場合に一致していないとエラーとなります。自動作成の結果、「Aグループ(山本さん)が休みで、中村さんが日勤でない」という状況になってもエラーになりません。

つまり、後者のみ個人で指定した場合は、後者から見た場合にのみ有効な条件として機能します。このケースは設定を見た印象と結果にズレが生じやすいので注意が必要です。

QA_スタッフ組合せエラー_case4_2

 


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