ここでは、「お助けマンDay」の「必要人数設定」で人数不足が生じた場合などに、ある勤務種別の条件について優先度を引き上げたい場合の対応方法を説明します。勤務条件には明確な優先順位を設定することはできませんが、複数の条件を組み合わせるなどしてその優先度を調整することは可能です。
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#[条件強度]で調整する
例えば「早番」と「遅番」の勤務種別について必要人数を設定していて、「早番」をより確実に条件通りに割り当てたいという場合は、以下のように[条件強度]で優先度に差異を設けることができます。
例:「必要人数設定」にて
「早番」 [条件強度]=「必ず」 ← ※優先させたい勤務
「遅番」 [条件強度]=「なるべく」
ヒント:「必要人数設定」画面は、こちらの説明も参考にしてください。
#「勤務回数設定」も設定してみる
前項のように「必要人数設定」の[条件強度]を「なるべく」にした場合、その勤務が極端に割当たりづらくなるため、「必ず」のままとしたい場合も起こり得ます。その場合、他の条件で工夫することで改善する場合場あります。
1つの対策として、優先させたい勤務について「勤務回数設定」の条件を設定しておく、というものがあります。
例えば、「早番」について必要人数では毎日3名必要で、「早番」ができるスタッフが20名いるとします。月30日の勤務表であれば、早番に必要なコマ数は3名×30日分=90コマとなるため、スタッフ1名ごとの勤務回数は以下のような条件にしておきます。
例:「勤務回数設定-月単位」
「早番」 [以上・以下]=4以上5以下、[条件強度]=「必ず」
以上のように設定することで、「早番」については「勤務回数設定」の条件も守らなくてはならないということで、自動作成時の内部的な優先度が多少ですが引き上がります。
#「必要人数設定」で他の組み合わせの条件も追加してみる
優先度の調整を「勤務回数設定」ではなく、「必要人数設定」の中で行う方法もあります。
例えば、前項のように「早番」について毎日3名必要という条件の場合、
例:「必要人数設定」
「早番」 スタッフ=[全員]、[以上・以下]=3以上3以下、[条件強度]=「必ず」
という条件が登録されていますが、例えば「早番」3名の内訳として、スタッフ属性が「管理者」のスタッフを1名以上含むというものを追加します。以下で[管理者]としたものは「スタッフグループ」で追加します。
例:「必要人数設定」
「早番」 スタッフ=[管理者]、[以上・以下]=1以上、[条件強度]=「必ず」
このような条件を追加することで、2件登録されている「早番」の条件の優先度が、1件のみの「遅番」の条件よりも、多少ですが引き挙げることができます。
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