ここでは、「お助けマンDay」の「勤務表作成」画面のタブレット版での操作方法などについて説明します。「スタッフ設定」など勤務条件の設定画面はタブレット版の「勤務表作成」画面からは開けないなど、PC版との画面や機能の差異についてもまとめています。
<INDEX>
「お助けマンDay」では、「勤務表作成」画面についてタブレット版の画面を用意しています。タブレット版の「勤務表作成」画面で行う勤務表作成の手順は基本的にPC版と同じですが、「勤務表作成」画面から直接「勤務表出力」画面に移動して勤務表ファイルの出力が行えないなど、いくつか違いがあります。
メモ:上述の通り、「勤務表作成」画面での勤務表作成の基本的な手順はPC版とほとんど同じです。詳しい手順などについてはPC版の説明を参照してください。
「勤務表作成」画面のPC版にあってタブレット版にない機能は以下の通りです。
機能 | 内容 |
「勤務回数設定」画面 |
「勤務表作成」画面から開く「必要人数設定」「勤務回数設定」「労働時間設定」の各画面のうち、「勤務回数設定」画面はPC版では[月単位]などのボタンから表示できますが、タブレット版ではこれらのボタンがなく表示できません。既に登録されている条件の[以上][以下]の編集はタブレット版でもできますが、条件の追加・削除を行う場合はPC版で操作してください。 |
[スタッフ・勤務条件]ボタン |
タブレット版では表示がないため「スタッフ設定」「勤務種別設定」などの設定画面をタブレット版で開くことはできません。これらはPC版で操作してください。 |
[勤務表出力]ボタン |
タブレット版では表示がないため使用できません。PC版で操作してください。 |
「勤務表作成」画面のタブレット版でのみ用意された機能は以下の通りです。それぞれの機能については、本ページで後述します。
機能 | 内容 |
スタッフ表示の絞り込み | 表示するスタッフを特定のキーワードやスタッフグループで絞り込むことができます。 |
エラーチェックリストの絞り込み | 表示するエラーを勤務条件の種類や条件強度(必ず/なるべく)で絞り込むことができます。 |
日ごと、スタッフごとのエラー有無表示 | 勤務表の縦軸(スタッフ)、横軸(日付)それぞれに、エラーの発生の有無を知らせるマーカーが付きます。エラーがなければグリーンの表示となり、エラーがある場合は条件強度(必ず/なるべく)に応じた色でエラーがあることが確認できるようになります。 |
タブレット版の推奨動作環境は以下の通りです。これ以外の環境での動作は保証対象外です。
項目名 | 内容 |
対応端末 |
iPad (第10世代以降) |
対応OS |
iOS最新版 |
対応ブラウザ | Safari最新版 |
1.「企業メニュー」画面より、勤務表作成を行いたい期間を[作成期間の選択]プルダウンより選択し、[新規作成・編集]ボタンをタップします。
2.対応しているタブレット端末であることを自動認識すると、下図のようにタブレット版の「勤務表作成」画面が開きます。
3.画面に表示しきれていない部分は、画面を左右にスワイプするか、虫眼鏡ボタンで表示を縮小することができます。
4.作成期間の両脇にある三角ボタンをタップすると、PC版での[前月][翌月]タブのように開いた作成期間の前後1ヶ月の画面に移動することができます。
注:前月の作成期間の画面から更に前月の作成期間への移動はできません。翌月についても同様です。(この仕様はPC版と同様です。)
1.本画面で編集を行ったら、[保存]ボタンをタップして内容を保存します。
2.「登録が完了しました。」とダイアログ表示されるので、[OK]ボタンをタップします。
3.[閉じる]ボタンをタップすると、「企業メニュー」画面に戻ります。
[希望締切]ボタンや[自動作成]ボタンなど、勤務表作成の手順に関する説明は本ページでは割愛します。ここではタブレット版独自の操作方法となる手順について説明します。
- スタッフの勤務希望を登録する
- 日ごとの必要人数を設定する
- 勤務種別ごとの割り当てる回数を設定する/労働時間の条件を設定する
- 自動作成結果の確認をする
- リスケジュール機能を使用する
- 表示するスタッフを絞り込む
- スタッフ情報やコストを表示する
1.勤務を登録したいマスをタップすると、下図のように画面下部に勤務登録ウィンドウが表示されます。
2.必要に応じて入力モードを切り替えます。(ここでは「指定入力」に切り替えています。)
3.登録したい勤務種別のボタンをタップすると、選択したマスに勤務が登録されます。
4.同じ勤務種別をそのまま登録する場合は、任意のマスをタップするだけで繰り返し登録することができます。
5.誤って登録した場合は、下図のように[元に戻す]ボタンをタップすると1つ前の状態に戻せます。戻り過ぎた場合は、[やり直し]ボタンで1つ後の状態に戻せます。
注:[保存]ボタンなどで画面の状態を保存すると、元に戻すことはできません。
1.[複数入力]ボタンをタップし、黄色く点灯した状態にします。(複数入力モードになります。)
2.対象の勤務をすべてタップします。選択した勤務種別のボタンは枠線が赤くなります。また複数勤務を登録しようとしているマスの表記は「[複]」に変化します。
3.もう一度[複数入力]ボタンをタップすると、複数入力モードが終了します。(ボタンが通常の色に戻ります。)
4.登録済の「[複]」をタップすると、選択した勤務種別の確認や変更ができます。
1.入替ボタンをタップし、黄色く点灯した状態にします。
2.入れ替えたいマスの一方をタップします。(選択したマスは黄色く点灯します。)
3.入れ替えたいマスのもう一方をタップすると瞬時に入れ替わります。
1.コピーボタンをタップし、黄色く点灯した状態にします。
2.コピー元のマスをタップします。(選択したマスは枠線が点線の状態になります。)
3.コピー先のマスをタップします。
4.貼り付けボタンをタップすると、コピー元の勤務種別が貼り付けられます。
1.削除ボタンをタップし、黄色く点灯した状態にします。(削除モードになります。)
2.削除したいマスをタップします。
3.「指定または希望の勤務が設定されています。変更してよろしいですか?」とダイアログ表示されるので、[OK]ボタンをタップします。
4.選択したマスが削除されます。
5.続けて別のマスを削除したい場合は、2.~4.の手順を繰り返します。
6.もう一度削除ボタンをタップすると、削除モードが終了します。(ボタンが通常の色に戻ります。)
[必要人数]ボタンをタップすると、下図のように画面下部に必要人数の編集枠が表示されます。
必要人数欄は、PC用と同様、日ごとの人数を編集することができます。また、入力した値をコピーしたり削除する場合は、勤務希望の登録と同様、各種編集ボタンで行うことができます。
歯車マークのボタンをタップすると、PC版と同じ「必要人数設定」画面を開くことができます。条件を追加する場合などはこちらから編集してください。
ヒント:「必要人数設定」画面については、以下の説明も参考にしてください。
■勤務種別ごとの割り当てる回数を設定する/労働時間の条件を設定する
[絞り込み]ボタンの右側にあるボタンをタップすると、下図のようにスタッフ名の右側に勤務回数や労働時間の編集枠が表示されます。
勤務回数や労働時間の編集枠いくつかに表示が分けられています。表示はプルダウンから切り替えることができます。
プルダウンから選択できる勤務条件について、PC版の「勤務表作成」画面で対応するボタンと条件入力が可能な項目は下表のとおりです。
項目名 | PC版で対応するボタン | 条件入力 |
勤務回数(作成期間単位) | 月単位 | 以上・以下 |
勤務回数(週単位) | 週単位 | 以上・以下 |
勤務回数(特定曜日) | 特定曜日 | 以上・以下 |
総労働時間 | 総労働 | 以上・以下 |
週労働時間 | 週労働 | 以下 |
残業時間 | - | - |
[以上][以下]の項目がある勤務条件については、値の入力が可能です。(タブレット版の場合は数値をプルダウンから選択します。)
入力した値をコピーしたり削除する場合は、勤務希望の登録と同様、各種編集ボタンで行うことができます。
「総労働時間」「週労働時間」を選択した場合は、プルダウンの左に歯車マークが表示されます。この状態で歯車マークをタップすると、PC版と同じ「労働時間設定」画面が表示されます。[使用状態]の「使用する/使用しない」でPC版と同様表示の切り替えが可能です。
注:「勤務回数設定」の設定画面はタブレット版では表示できません。「勤務回数設定」の条件の追加・削除はPC版で操作してください。
ヒント:「勤務回数設定」「労働時間設定」については、以下の説明も参考にしてください。
エラーチェックリストを表示する場合は、[エラーチェック]ボタンをタップすると画面下方にエラーチェックウィンドウが表示されます。
エラーチェックリストから確認したいエラーをタップすると、勤務表の該当の勤務がオレンジ色で示されます。必要に応じて修正してください。
エラーチェックウィンドウ以外でも、下図のように必要人数にエラーのある日付や勤務回数/労働時間にエラーのあるスタッフがある場合は、条件強度に応じて赤表示(「必ず」)、黄表示(「なるべく」)され、エラーがあることを確認できます。
エラーチェックウィンドウの表示件数が多いなどにより目的の勤務条件のエラーを絞り込みたい場合は、[分類](勤務条件の種類)と[条件強度]のそれぞれのボタンからリストを絞り込むことが可能です。
勤務条件の見直しなどして再度自動作成を実行したいが、変更したくない勤務がある場合はリスケジュール機能で「変更不可」の状態にしてから自動作成をし直すことができます。
1.変更したくない勤務を範囲指定します。(起点となる勤務のマスを選択した時点で画面下部に勤務登録ウィンドウも表示されます。)
2.リスケジュール(鍵のアイコン)ボタンより「変更不可」を選択します。
3.範囲指定した勤務の背景色が青くなり、変更不可状態になります。その際、リスケジュールボタンが黄色く点灯し、リスケジュールの変更不可モードになります。
4.リスケジュールボタンが黄色く点灯している状態であれば、続けて他のマスをタップすることで変更不可にできます。
5.リスケジュールボタンより「リスケジュール完了」を選択すると、リスケジュールの変更不可モードが終了します。(ボタンが通常の色に戻ります。)
ヒント:「変更不可」にしたマスを元に戻す場合は、手順2.で「変更可」を選択して操作すると背景色が元に戻ります。
タブレット版では、表示するスタッフの絞り込みをすることができます。
1.[絞り込み]ボタンをタップします。
2.[氏名を入力]もしくは[[グループで検索]で絞り込みの条件を設定します。(併用できます。)
ヒント1:[氏名の入力]では、文字の部分一致検索が可能です。
ヒント2:[グループで検索]では、「スタッフグループ設定」に登録されているグループが選択できます。複数のグループにチェックでき、いずれかのグループに属しているスタッフ全てが表示対象になります。
3.条件を指定して[検索]をタップすると、表示を条件に一致するスタッフのみに絞り込みます。
4.表示を元に戻す場合は、[×]をタップします。
「部署設定」画面の[勤務表作成画面・勤務表出力に表示]欄の各項目に「○」を付けている項目は、タブレット版でも表示することができます。
※スタッフ情報の表示
「部署設定」画面の[社員番号]、[グループ]、[備考]のいずれかに「○」を付けている場合は、勤務回数などを表示する際のプルダウンの選択肢に[スタッフ情報]が追加されます。こちらを選択するとこれらの情報を表示することができます。
※コストの表示
「部署設定」画面の[コスト]に「○」を付けている場合は、勤務回数などを表示する際のプルダウンの選択肢に[コスト]が追加されます。こちらを選択するとコスト情報を表示することができます。
ヒント:「部署設定」やコストについては、以下の説明も参考にしてください。
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