【Day】出勤スタッフの力量の合計がわかるようにしたい

ここでは、「お助けマンDay」でのスタッフの力量の考え方について説明します。スタッフの力量を「スタッフグループ」で区分けすることで「必要人数設定」で力量ごとの人数配置を条件にすることはできますが、出勤スタッフの力量の合計を条件にすることはできません。そこで運用でこれを補う方法の事例をご紹介します。

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#「スタッフグループ設定」と「必要人数設定」で力量を条件化する

例えば、各スタッフの力量を3段階のレベル分けを行い、そのレベルごとの人数が適切になるような設定を考えるとします。

■スタッフグループ設定

例えばレベル1~3のスタッフグループを[L1]、[L2]、[L3]と用意し、それぞれのグループにスタッフを割り当てます。

■必要人数設定

「早番」という勤務では、全体で何名必要で各力量ごとに何名必要かの条件を設定します。

※全体の条件

  • [勤務種別]=「早番」、[スタッフ]=[全員]、[以上・以下]=6以上6以下

※力量レベルごとの条件

  • [勤務種別]=「早番」、[スタッフ]=[L3]、[以上・以下]=1以上2以下
  • [勤務種別]=「早番」、[スタッフ]=[L2]、[以上・以下]=2以上3以下
  • [勤務種別]=「早番」、[スタッフ]=[L1]、[以上・以下]=4以下

QA_スタッフ力量_01

以上のように設定しておくと、例えば力量の低いスタッフだけで固まるようなことは避けられ、またベテランが不足したり、ベテランばかりになってしまうようなことを避けられます。

 


#スタッフの力量を指数化してその合計を見る

一方で必要人数ではなく、その日出勤したスタッフの力量を指数化し、その合計で日ごとのスタッフのバランスを見たいというご要望をいただくことがあります。

しかし「お助けマンDay」では、スタッフの力量を数値化したり、それを勤務条件として用いることはできません。

そこでここでは「コスト機能」を代用して、スタッフの力量の合計を見る方法をご紹介します。

■部署設定

「コスト機能」はデフォルトでは無効になっています。

「部署設定」画面で、該当部署の[コスト]欄に「○」を付けると機能が有効になります。

QA_スタッフ力量_02

■スタッフ設定

「コスト機能」を有効にすると、「スタッフ設定」画面に[通常コスト][残業コスト]欄が表示されるようになります。

本来の機能は各スタッフの時給単価を登録して、日ごとの出勤者の時給の合計を算出するためのものですが、ここでは各スタッフの力量指数を登録する枠として使用します。

QA_スタッフ力量_03

■勤務表作成

実際に勤務表を作成し終わった状態です。

[コスト集計]欄には、[通常コスト]×割当たった勤務記号の[勤務時間]を合計した数値が日ごとに集計されます。どのくらいの値が適切かお客様にて基準は設けていただく必要はありますが、一定の目安として用いてみてください。

QA_スタッフ力量_04

注:上述の通り、「コスト機能」を応用した設定方法は勤務表作成上の条件として使用するものではありません。本来機能を別の目的で使用する一例となりますのでご承知おきください。

 


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