「バイトのシフトはいつ出るの?」「何日前に決まるのが普通?」と気になっている方へ。シフトが出る時期は職場ごとに違いますが、1か月単位で組む職場なら勤務開始の1〜2週間前、週単位なら数日前に出るのが一般的です。この記事では、シフトが出る時期の目安と、提出の期限、遅れた時の謝り方や連絡が来ない時の聞き方の例文、入れない日に入れられた時の対処法をまとめます。後半では、シフトを作る店長向けに、早く出すための仕組みも紹介します。
シフトが出る時期は、その職場が何日単位でシフトを組んでいるかでほぼ決まります。よくあるパターンは次のとおりです。
| シフトの単位 | 希望の提出(締切) | シフトが出る時期 | 勤務開始の何日前か |
|---|---|---|---|
| 1か月単位 | 前月の10〜15日ごろ | 前月の20日〜月末ごろ | 1〜2週間前 |
| 半月(2週間)単位 | 前の期間の中ごろ(例:7日ごろと20日ごろ) | 期間が始まる1週間前ごろ | 1週間前後 |
| 1週間単位 | 前の週の決まった曜日 | 前の週の終わりごろ | 数日前 |
シフトを出す日について、法律で「何日前まで」という決まりはありません。ただし、厚生労働省はシフト制で働く人の雇用管理について、シフトの作成・変更・通知の方法(例:毎月○日までに翌月のシフトを通知する)を労使で話し合って決め、労働条件通知書などに書いておくことを勧めています(厚生労働省「いわゆる『シフト制』により就業する労働者の適切な雇用管理を行うための留意事項」)。
まずは、採用時にもらった労働条件通知書や雇用契約書、職場の掲示を見て、シフトが出る日が決まっていないか確認しましょう。決まっていなければ、店長に「シフトは毎月いつごろ出ますか」と聞いておくと、予定を立てやすくなります。
毎回シフトが出るのが遅い職場には、次のような事情があることが多いです。
働く側にできるのは、希望を締切より早めに出すことです。店長側の対策は、この記事の後半で紹介します。
シフト希望の締切も、シフトの単位で変わります。1か月単位なら前月の10〜15日ごろ、半月単位なら勤務日の10日〜2週間前ごろ、1週間単位なら3〜4日前ごろが目安です。職場で決まっている締切がある場合はそちらに従いましょう。
連休や長期の休みを取りたいときは、締切を待たずにできるだけ早く伝えます。代わりの人を探す時間が必要になるためです。
2〜3か月先のシフト希望を求められると、予定が決まっておらず困ることがあります。職場が早めに集める理由は、主に次の3つです。
提出時期について法律の定めはないため、早いこと自体は違法ではありません。予定が立たない場合は、「提出後に予定が変わったら、いつまでなら変更を受け付けてもらえるか」を確認しておきましょう。負担が大きいときは、提出時期の見直しを店長に相談してみるのも一つの方法です。
遅れると分かった時点ですぐに連絡し、①おわび ②理由(短く) ③いつまでに出すかの3点を伝えます。言い訳を長く書く必要はありません。
LINEで連絡する場合
メールで連絡する場合
期限を過ぎてから希望を送るときは、「〇月分のシフト希望をお送りします。提出が遅れてしまい申し訳ありません。」と一言添えてから希望を書きます。
気づいた時点ですぐに店長へ連絡し、まだ反映してもらえるか確認します。すでにシフトができあがっている場合は、空いている日を伝えて「入れる日があれば入ります」と申し出ると、印象が悪くなりにくいでしょう。
シフト希望の出し方は職場によって違います。主な方法と、それぞれの注意点は次のとおりです。
| 提出方法 | よいところ | 注意点 |
|---|---|---|
| 紙(提出用紙・共有の表) | 誰でもすぐ使える。共有の表なら他の人の希望も見える | 店に行かないと出せない。書き間違いや転記ミスが起きやすい |
| LINE・メール | いつでもどこからでも出せる。送った記録が残る | 店長が1件ずつ表に写す手間がかかる。他の連絡に埋もれやすい |
| シフト管理アプリ・システム | スマホで入力でき、そのままシフト作成に使える。締切の通知も自動 | 最初に使い方を覚える必要がある |
どの方法でも、締切・出し方・変更の受付期限を職場で決めておくことが、出し忘れや行き違いを防ぐ一番の近道です。LINEやメールで出す場合は、「〇月分のシフト希望です」と月を書き、出勤できる日・時間をはっきり書きましょう。
シフトが分からないからといって出勤しないままにすると、無断欠勤と扱われるおそれがあります。まずは掲示やアプリなど、職場で決まっている共有方法を確認します。それでも分からなければ、店長やシフト担当者に聞きましょう。相手が忙しい時間帯(ピーク時・休憩中)は避けます。
口頭で聞く場合
LINEで店長に聞く場合
電話で聞く場合(営業時間外や落ち着いた時間帯に)
自分の見落としが原因のときは、「確認不足で申し訳ありません」と一言添えます。聞きたいことが複数あるときは、「2点確認したいことがあります」と最初に伝えると、相手が答えやすくなります。
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入れないと伝えた日にシフトが入っていた場合、原因は主に次のどれかです。
まずは慌てずに、なぜその日に入っているのかを確認します。そのうえで入れない場合は、入れない理由と代わりに入れる日をあわせて、できるだけ早く伝えましょう。
シフトが確定する前は、会社が全員の希望を見ながら組んでいる段階です。希望どおりにならないこと自体は、ただちに問題になるわけではありません。ただし、労働条件通知書で「週3日まで」などと決めている場合、それを超える勤務を一方的に命じることはできません。
一方、いったん確定したシフトを変えることは、労働条件の変更にあたります。労働条件の変更には労働者と会社の合意が必要とされており(労働契約法第8条)、厚生労働省も、確定したシフトを会社が一方的に変更することはできないとしています(厚生労働省 留意事項)。会社の都合で確定したシフトを減らした場合は、休業手当(平均賃金の60%以上)の支払いが必要になることがあります。
話し合っても解決しないときは、契約内容(労働条件通知書)を確認したうえで、都道府県労働局や労働基準監督署にある「総合労働相談コーナー」に相談できます。
希望休を出していない日は、会社が「出勤できる日」として扱うのが普通です。その日にどうしても入れない事情ができた場合は、気づいた時点ですぐに相談しましょう。確定前なら調整してもらえることが多く、確定後なら、代わりに入れる人がいないかを一緒に考えることになります。
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ここからはシフトを作る店長・シフト担当者向けです。シフトを早く出せるかどうかは、希望の集め方と作り方の仕組みでほぼ決まります。
「毎月10日までに翌月の希望を提出、25日までにシフトを通知」のように日付を決め、採用時の労働条件通知書や職場のルールに書いておきます。毎回同じ日に出すことで、スタッフも予定を立てやすくなり、問い合わせも減ります。
締切の3日前と前日など、スタッフがふだん見ているLINEやアプリで知らせます。紙の提出用紙だけで集めていると、出し忘れが起きやすくなります。
予定が決まっていないスタッフには、「仮の希望で提出し、〇日までなら変更可」とするなど、変更の受付期限を決めておきます。スタッフどうしでシフトを交換する場合の手順(店長への報告方法など)も決めておくと、確定後の混乱を防げます。
シフトが遅れる一番の原因は、希望の回収と組み合わせの調整にかかる時間です。スマホで希望を集めるアプリや、条件を設定して自動でシフトを作るツールを使うと、締切から通知までの日数を短くできます。
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法律で決まった日数はなく、職場ごとのルールによります。1か月単位でシフトを組む職場では、前月の20日〜月末ごろに翌月分が出ることが多く、勤務開始の1〜2週間前が目安です。半月単位なら開始の1週間前前後、週単位なら数日前に出るのが一般的です。
まず面接時の説明や労働条件通知書、職場の掲示でシフトが出る日を確認します。分からない場合は、店長やシフト担当者の忙しくない時間に「次のシフトはいつごろ出ますか」と聞いて問題ありません。シフトが出ていないからといって出勤しないままにすると、無断欠勤と扱われるおそれがあります。
多くの職場では、遅れた人の希望は反映されにくくなります。遅れると分かった時点ですぐに連絡し、いつまでに出せるかを伝えましょう。連絡なしに遅れると、すでに組み始めたシフトを作り直すことになり、店長や他のスタッフの負担が増えます。
提出時期について法律の定めはないため、早いこと自体は違法ではありません。ただし、厚生労働省はシフトの作成・変更・通知のルールを労使で話し合って決め、労働条件通知書などに書いておくことを勧めています。早すぎて予定が立てられない場合は、変更の受け付け方法を確認するか、提出時期の見直しを相談してみましょう。
シフトが確定する前であれば、入れない理由を伝えて調整をお願いできます。確定したシフトを会社が変えるには、原則として本人の同意が必要です。ただ、職場の人手が足りない事情もあるため、入れない理由と代わりに入れる日を添えて早めに伝えると話がまとまりやすくなります。
職場でLINEが連絡手段になっているなら問題ありません。友だちへのメッセージとは分けて、「お疲れ様です。アルバイトの〇〇です。」と名乗り、用件を先に書き、最後に「よろしくお願いいたします」で締めます。急ぎの用件や当日の欠勤などは、LINEだけでなく電話でも伝えるのが確実です。
スタッフが予定を立てやすいよう、勤務開始の1〜2週間前までには出すのが目安です。大切なのは、希望の締切日とシフトを出す日を決めて毎回守り、採用時に伝えておくことです。希望の回収や作成に時間がかかって遅れる場合は、スマホで希望を集めるアプリやシフトの自動作成ツールを使うと短縮できます。
希望の回収からシフトの作成・共有までを短くするなら、シフト作成のシステム化も検討してみてください。鉄道情報システム株式会社(JRシステム)が提供する「勤務シフト作成お助けマン」は、スタッフの希望や勤務ルールを設定してシフト表を自動作成できるクラウドサービスです。スマホでの希望収集にも対応しています。
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