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導入事例
鞆鉄道株式会社様

バス運転士のシフト作成にお助けマンDayを導入
配車係の業務を大幅に軽減するとともに
バス業界の2024年問題への対応もできました

鞆鉄道株式会社 様
業種:運輸業
対象スタッフ数:約200名
事業内容
・一般乗合旅客自動車運送業
・一般貸切旅客自動車運送業
概要
鞆鉄道株式会社は、広島県福山市で交通インフラ、生活関連サービス、不動産業などを展開するトモテツグループの中核企業である。1910年(明治43年)に鉄道事業をスタートさせ、1927年に鞆町(現 福山市)内で乗合自動車の運行を開始、その後、1954年(昭和29年)に鉄道事業を廃止。現在はバス専業会社として、広島県東部の沼隈半島を中心としたエリアを中心に路線バス、高速バス、貸切・観光バスなどを運行しているほか、バスツアーの催行も行っている。
課題
  • バス運転士のシフト作成を配車係がExcelを使用して手作業で行っており、手間と時間がかかっていた。
  • 2024年4月から、バス運転士の1日の休息時間が8時間から9時間(下限)に変更となったことへの対応が必要だった。
  • 2024年4月から、貸切・観光バスの点呼の記録が義務化され、点呼管理を行うシステムとの連携が必要だった。
効果
  • 乗合バスのシフト作成においては約9割の精度で自動生成できるようになり、配車係の業務が大幅に軽減された。
  • バス運転士の1日の休息時間の変更について、お助けマンのサポートチームの支援を受けてスムーズに対応できた。
  • お助けマンDayから出力したCSVデータが点呼管理を行うシステムと連携可能であったため、管理業務を円滑に行えるようになった。

シフト作成業務の軽減と、バス業界の2024年問題への対応が課題

tomotetsu01 鞆鉄道株式会社は、広島県福山市とその周辺地域でバス事業を展開している。過去には鉄道事業も行っていたが、現在はバス専業となり、路線バス、高速バス、貸切・観光バスを運行。福山駅から観光地である鞆の浦や沼隈半島などを結ぶ路線をはじめ観光向けのルートが充実しており、観光客や地元住民の重要な交通手段となっている。また、地域のイベントや多客時には臨時便を運行して混雑緩和に努めたり、昔懐かしいボンネットバスなどの特別車両を運行し、地域の賑わいに貢献している。
 今回、同社ではバス運転士のシフト作成にお助けマンDayを導入した。「配車係がバス運転士のシフト作成を担当していますが、Excelで21日から翌月20日までの1カ月間の表をつくり、全員の休日を入力して調整していくなどかなりの手間と時間がかかっていました。そして、もう一つの悩みが改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善のための基準)が改正され、2024年4月からバス運転士の1日の休息時間が8時間から9時間(下限)となったことです」と語るのは、営業部企画課の山田氏だ。いわゆるバス業界の2024年問題への対応だが、もともとの人員不足もあり、より効率的な人員配置が求められシフト管理システム導入のきっかけとなった。


お助けマンDayの操作性やシフト自動生成機能、サポートチームの丁寧な支援が導入の決め手

 シフト管理システムの導入にあたっては、数社に問い合わせてトライアルを実施することにした。「最初に検討したシステムは、運行計画(ルートや時刻表など)に基づいて作成される交番表の項目名を記載する枠が半角文字で2文字(全角文字で1文字)しかなく、カタカナや数字を用いて記号化してやりくりしました。これが運転士や配車係の皆さんに不評で交番名から出勤時間などがある程度わかるようにしてほしいとの声がありました。加えて、シフトの自動生成機能がなかったこともあり使い勝手の面から不採用としました。tomotetsu02
 そして、次に検討したのはシフト自動生成機能があり、交番の項目名の記載枠が半角文字で8文字(全角文字で4文字)あるお助けマンDayだった。「トライアル当初は、うまく使いこなせず、シフト自動生成で休息時間が8時間や7時間になってしまうケースがありました。そこでサポートチームに相談したところ、マスター設定で休息時間が9時間を切る発生してはいけないパターンをあらかじめ登録することを教えていただき解消できました。単なる操作方法の説明だけでなく、問題に対してどう解決したら良いか一緒に考えて提案していただけるサポートチームの存在が大きかったです」とお助けマンDay導入の決め手を語る山田氏。

シフト自動生成で9割の精度を実現し、配車係の業務を大幅に軽減

tomotetsu03 トライアルを経て本格稼働となったお助けマンDayだが、その導入効果を山田氏は次のように語る。「路線バスなどの運行時刻が決まっている乗合バスに関しては、シフトが約9割の精度で自動生成できるようになり配車係の作業が大幅に軽減されました。また、バス運転士は乗務前後に必ず点呼(健康状態や運行ルートなどの確認)を行うのですが、この点呼計画を管理するシステムへの連携が可能であったこともうれしいですね。特に貸切バスについては2024年4月から点呼時の様子を動画で保存することが義務づけられたので管理面で大変助かりました」
 今後の課題は、路線バスと異なりイレギュラーな運行が発生する貸切バスのシフト自動生成だ。「路線バスの運転士のうち貸切バスも対応できる方は約1割しかいません。このため貸切バスの予定が急に変更になると当初のシフトが崩れて混乱してしまいます。そこで、変更があった場合の自動生成をスムーズに行えないか、お助けマンのサポートチームの力も借りつつ検討しているところです」と、お助けマンDayをより有効活用できるよう今後も取り組んでいきたいと山田氏は抱負を語る。

 

お助けマンでシフト表作成が
省力化できました!

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