導入事例
エノテカ株式会社様
お助けマン導入により全国63店舗あるワインショップの
シフト作成業務の作業効率改善と標準化を実現しました。

- エノテカ株式会社 様
- 業種:小売
- 対象スタッフ数:約3,200名
- 事業内容
- ワインの輸入販売、卸売、小売、ワインショップ店舗運営、カフェの経営、通信販売
- 概要
- エノテカ株式会社は、ワインの専門商社である。1988年の創業以来、「FOR ALL WINE LOVERS」の企業理念のもと、世界各国のトップ生産者と強い信頼関係を築き、取り扱いワインの品ぞろえは2,500種類以上を誇る。国内では、一般消費者向けの「ワインショップ・エノテカ」の運営をはじめ、卸売、通信販売の各種事業を展開。海外では、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイに販売拠点を設け、国内同様にワインショップなどを展開し、アジアナンバーワンのワインインポーターを目指している。
- 課題
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- ワインショップの本来業務である接客の時間を、シフト作成業務により削られていた。
- シフト作成にかかる手間を解消し、作業効率を改善したかった。
- 店舗ごとに、シフト作成のエクセルのテンプレートに差異がありデータ共有がしにくかった。
- 効果
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全国展開するワインショップの約9割の店舗で時間短縮を実現し、接客により注力できるようになった。
お助けマンのシフト自動作成機能によって作業効率を改善できた。
お助けマンの導入により、各店舗のデータ共有がしやすくなり勤務状況などが可視化できた。
シフト作成業務の時間を短縮し本来業務である接客に注力したい
取り扱いワイン2,500種類以上というアジアトップクラスの品ぞろえを誇るエノテカ株式会社。ワインショップの運営にとどまらず、卸売り、通信販売など国内外で幅広い事業を展開している。
今回、お助けマンを導入したのは、「ワインショップ・エノテカ」の運営を行うワインショップ事業部だ。北海道から九州まで国内主要都市を中心に63店舗(2024年10月1日時点)あり、月間約10万人ものワインファンが訪れるエノテカブランドの発信源としての役割も担っている。
百貨店やショッピングセンターへの出店、路面店として営業するワインショップだが、シフト作成において課題を抱えていた。「シフト作成者の習熟度によりシフト作成時間に差がでていることや、シフト作成に用いているエクセルのテンプレートを独自に改修している店舗がありデータ共有がしにくいなど業務の標準化の必要性を感じていました。何より 、シフト作成に時間が取られてワインショップ本来の目的である接客の時間が削られてい ることの解 消を目指し、シフト管理システムの導入を検討しました」とワインショップ事業部 事業戦略部 事業企画課の落合良人氏。
お助けマン導入の決め手はシフト自動作成の精度と操作性
導入にあたっては、複数社のシフト管理システムをリストアップし、比較することから始めた。「いくつかのシフト管理システムを検討していく中で注目したのがシフト自動作成機能でした。複雑な設定を必要とせず自動作成の精度が高いことに加え、各店舗ではもともとエクセルでシフト作成を行っていたので操作性がエクセルに近いものであれば、抵抗なく新しいツールへ切り替えができると考えました」と落合氏 。これら条件のもと数社のデモンストレーション(個別相談)を体験。お助けマン営業担当者のフォローもあり様々な検証を行い、他社と比較してシフトの精度が高く、スタッフの作業負担も少ないことなどからお助けマンの導入が決定した。
約9割の店舗で時間短縮を実現 サポートチームの対応も評価
お助けマン導入後、シフト作成時間がどの程度短縮できたのか落合氏に聞くと、「各店舗のスタッフ数は3〜16人と幅があり、一概に何時間短縮できたとは言えませんが、約9割の店舗で時間短縮につながっています。多人数店舗では半日作業だったものが2時間になったという報告も受けています」とのこと。
同じく時間短縮や導入メリットについて、現場でシフト作成を担当するワインショップ・エノテカ表参道ヒルズ店 店長の石樵友紀氏に聞くと、「表参道ヒルズ店は4人で運営していることもあり、時間短縮は30分程度でしたが、スタッフの配置をバランスよく組めることに大きなメリットを感じています。遅番の後に早番を入れない、新人だけのシフトにならないようにする、といったことが簡単にできるのが嬉しいですね」と語る。さらに、お助けマンのサポート体制を評価しているという石樵氏は「設定などで疑問が出た際、FAQやチャットボットですぐに確認できること、質問のニュアンスなどでうまく解決できないときはサポートチームが同じ画面を共有して分かりやすく解説してくださる、この2段階のサポートにすごく助けられています」と続ける。
勤務状況の可視化で効率的な人員配置に取り組みたい
お助けマンの今後の活用について落合氏は、「シフト作成業務の標準化が実現し、データ管理がしやすくなったことから各店舗の勤務状況が可視化できました。そこで各店舗とコミュニケーションを取りつつ、より効率的な人員配置によるコスト削減などにもつなげていきたいと考えています」と語る。