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導入事例
京セラ株式会社様

多数のスタッフを抱える勤務表作成を
『勤務シフト作成お助けマン』の導入で自動化、
全部で数百時間かかっていた作業時間を
最大5割削減できました。

京セラ株式会社 様
業種:製造
対象スタッフ数:約2000名
事業内容
京セラグループでは、「情報通信」「自動車関連」「環境・エネルギー」「医療・ヘルスケア」を 4 つの重点市場として、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいる。
概要
京セラ株式会社は、1959年、ファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミック株式会社」として創業し、1982年10月に現在の「京セラ株式会社」へと社名変更した。
創業以来、高い技術力を強みに、情報通信や自動車関連をはじめとした幅広い市場で、素材や、デバイス、部品、サービスなど多様な事業を複合的かつ積極的に展開している。

■鹿児島国分工場
九州南端に位置する京セラにおける国内最大規模の工場。空路、陸路が充実し、交通アクセスにも優れる。
工場では、ファインセラミック部品、自動車部品、半導体部品、電子部品、プリンティングデバイスなど、多岐にわたる製品の生産を行うとともに、きりしまR&Dセンターといった研究開発施設も擁している。
課題
  • 工場内のチームリーダー27人が勤務シフトを作成しているが、全体で月に数百時間かかっていた。特に繁忙期に人手が取られることが問題となっていた。
  • チームリーダーがExcelを用い、それぞれの方法で作成していたため勤務シフトのフォーマットが統一されておらず業務が煩雑化する一因となっていた。
  • 作成した勤務シフトのデータを、京セラ独自の勤怠管理システムに投入する必要があるが、上記の理由からスムーズに行えず労務担当者が苦慮していた。
効果
  • 『お助けマン』の導入で、勤務シフトの作成に要する時間が従来と比較して4~5割程度削減された。
  • チームリーダーが「お助けマン」を用いて作成することで、勤務シフトのフォーマットが統一された。
  • 京セラ独自の勤怠管理システムへのデータ投入がしやすくなり、労務担当者の作業負担が軽減された。

時間がかかりすぎていた勤務シフト作成業務を改善し現場の作業負担軽減を目指す

京セラ

 情報化社会の今、スマートフォンやタブレットPCなどの情報通信端末はビジネスや生活に欠かせないものとなっているが、この端末を構成する電子部品の一つがコンデンサだ。
 京セラ株式会社鹿児島国分工場電子部品セグメント電子部品事業本部コンデンサ事業部では、このコンデンサの製造を行っている。「コンデンサの大きさは、0.1ミリから3ミリ程度と小さなもので、スマートフォンであれば約1,000個、近年話題の自動車の自動運転システムでは約15,000個が使われています。私たちコンデンサ事業部では、数百人体制で、品質の高いコンデンサの製造を行っています」と同事業部管理部生産管理課の鶴田氏は語る。
京セラ そんな極小のものづくりに取り組む、コンデンサ事業部において問題となっていたのが勤務シフト作成業務だ。京セラ株式会社では独自の勤怠管理システムを導入しており、労務担当者が現場単位で作成した勤務シフトのデータを投入する。しかし、この勤務シフトのフォーマットが統一されておらず、作業が煩雑になっていたのだ。そこで、同部生産管理課の岩城氏は勤務シフトを作成しているチームリーダーにヒアリングを行った。すると、新たな問題が発覚した。それは、勤務シフトの作成に時間がかかり過ぎ、主体業務にも影響を及ぼすほどだったのだ。「チームリーダー全体で月間数百時間も稼動が取られていました。それもチームリーダー間でのノウハウの共有もなく、Excelを用いて手動で作成しており、早急に改善しなければと思いました」と岩城氏は振り返る。

京セラの勤務体制とお助けマンの親和性が高く、導入の後押しとなった

 勤務シフトに関する問題を解決すべく岩城氏がまず取り組んだことは、どのような勤務シフト作成サービスがあるか調べることだった。複数社のサービスを比較検討していく中で、勤務シフト作成お助けマン(以下、お助けマン)がクローズアップされた。岩城氏が魅力に感じたことは、「他社のサービスに比べ、勤務シフト作成に特化していること、勤務シフトの『早出』『昼勤』『遅出』『夜勤』といった構成や、週単位のカレンダーなどが当社の勤務体制とマッチしていたことなどが挙げられます。また、後で分かったことですが、当社の別の事業部でも導入実績があることも決め手になりました」とのこと。
 本格導入の検討では、無料のトライアルも役に立った。「当社の場合、勤務シフトを作成した後、独自の勤怠管理システムに、そのデータを取り込む必要があります。トライアル期間はこの検証にあてられ、お助けマンでシミュレーションしたものをいったんExcelに落とし、微調整することで対応しました」と岩城氏。
京セラ お助けマンの機能や操作性については、設定した条件に基づいて勤務シフトが自動作成されることと、その精度を評価した。同部生産管理課の谷口氏は、「例えば、初期設定時に『夜勤明けの翌日は2日間休み』という条件を組み込んで自動作成した際、その条件が実現できない場合にエラーメッセージが表示されることが良かったですね。事前に勤務シフトのミスを防ぐことができます。さらに、お助けマンの仕組みがそれほど難しくなく、実際に使うことになるチームリーダーの皆さんへの説明がしやすかったことも助かりました」と語る。

勤務シフト作成時間を従来より4〜5割削減。今後は、自社システムとの更なる連携強化を目指す

 お助けマンの導入によって、勤務シフト作成にかかっていた時間を従来より4〜5割削減し、そのフォーマットも統一することができた。これにより、各現場のチームリーダーと労務担当者の作業軽減も実現した。
 今後の課題としては、京セラ独自の勤怠管理システムとお助けマンの更なる連携だ。お助けマンで作成した勤務シフトをよりシームレスに自社システムへ移行できるようにしたいと考えている。

 

お助けマンでシフト表作成が
省力化できました!

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