導入事例
アパホテル株式会社 様
シフト作成にかかる手間や時間を軽減でき
接客サービスや、お客様に喜んでいただける企画などに
一層注力できるようになりました。

- アパホテル株式会社 様
- 業種:ホテル-旅館
- 対象スタッフ数:約4,500名
- 事業内容
- 都市開発(ホテル、アーバン・リゾート)事業、総合建設(企画、設計、建設)事業、ホ テル・チェーン、レストラン・チェーン、レジャー産業運営事業
- 概要
- アパホテルネットワークとして全国最大の904ホテル129,518室(建築・設計中・海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。2010年4月にスタートした「SUMMIT 5(頂上戦略)」を継承し、2022年4月より新たな5ヶ年計画「AIM5 ~APA Innovative Movement」を始動。アフターコロナにおけるニーズの変化やDX化の波を捉えながら、国内で圧倒的なNo.1ホテルチェーンとなるべく、2027年3月末までにアパホテルネットワークとして15万室展開を目指す。
- 課題
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- 各ホテルの客室数の規模に応じて異なるが、シフト作成に半日から2日間かかっており、時間短縮を図りたかった。
- シフト作成時における条件設定が20〜30項目あり、手作業による管理には多くの課題があった。
- 口頭連絡により発生するシフトの修正や、個別のやり取りにかかる時間を削減したかった。
- 効果
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お助けマンのシフト自動作成機能により、大型ホテルにおいて大幅な時間短縮を実現した。
お助けマンの導入により、シフト作成時の細かな条件設定を簡単にできるようになり作業効率化が向上した。
スマートフォンからいつでも勤務希望の登録が可能になったため、修正や提出漏れも改善された。
お客様へのおもてなしに注力するためシフト管理システムの導入を検討
ホテル業界で注目を集めるほどの急成長を遂げたアパホテル株式会社。お客様一人ひとりに「花ごころあふれるおもてなし」を提供することを企業理念の一つとし、ホテルとして当たり前のサービスだけでなく、プラスαのサービスを考え形にし、お客様から選ばれるホテルづくりを行っている。
同社では、ホテルスタッフのシフト作成にかかる時間を軽減し、本来業務であるお客様へのおもてなしに注力することなどを目指し、シフト管理システムの導入を検討した。「当ホテルチェーンは北海道から沖縄まで日本全国で営業しており、ホテルにより客室数もスタッフの人数も異なります。シフト作成にかかる時間は大型ホテルになるほどかかり、400室以上では約半日、1000〜2000室規模になると1〜2日間もかかっていました。さらに、繁忙期やイベント時などへの対応で20〜30もの条件設定が必要になることもあり、手作業でシフト作成を行うことに限界を感じ、自動化したいと考えていました」と語るのは、アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉総支配人 兼 首都圏地区第四ブロック総括支配人を務める樋口幸雄氏だ。
規模の異なるホテルで検証し大型ホテルで大幅な時間短縮を実感
シフト管理システムの導入は、とある会社の営業提案から始まったが、「当初ご提案いただいた会社の対応が当ホテルの運用とあわず、改めて会社選定を行うことになりました。インターネットでシフト管理システムを検索した中から、JRシステムのブランドの安心感と、当ホテルの勤怠システムとの連携が可能ということからお助けマンのトライアルを実施することにしました」と樋口氏。
トライアルは、1000室規模のアパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉、400室規模のアパホテル〈横浜関内〉、100室規模のアパホテル〈浅草蔵前駅前〉の3ホテルで実施した。トライアルについて、樋口氏は次のように振り返る。「最初の1、2回はどうしてもうまくいかなくて試行錯誤したのですが、操作に慣れてくるともう手放せないほど助かっています。特に嬉しかったのは、お助けマンのサポートチームの存在です。こちらの疑問に対して解決策を複数ご提案いただけるので、状況に応じてより良い選択ができ大変助かりました。シフト作成においては、大型ホテルで7時間の短縮を実現し、大きな効果を実感しています」。
サポートチームの支援により各ホテルでもスムーズに導入
同社では現在44ホテル(2025年1月時点)にお助けマンを導入しているが各ホテルの導入状況について樋口氏に聞いてみた。
「当ホテルチェーンでは、早くからインターネットでの販売を導入しており、パソコンの操作に慣れている人材が各ホテルにそろっていたことと、お助けマンのサポートチームによる手厚い支援があったことで、スムーズに導入できたと考えています。私自身、お助けマンの条件設定などを工夫して、より効率的なシフトが組めるよう楽しみながら操作しています」とのこと。また、導入効果については「シフト作成にかかっていた時間を短縮できたことで、より充実した接客のために動けるようになったり、お客様に喜んでいただける季節イベントなどを企画しやすくなりました。さらに、売上や運営管理の時間にも充てられるので助かっています」と続ける。
今後もサポート担当による定期フォローやセミナーを活用し、システムの有効活用に取り組んでいく。