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ジムの種類で仕事・シフトが違う!ジムでのシフトの管理方法とは

ライター: 勤務シフト作成お助けマン編集部

shift_gym

スポーツジムやフィットネスクラブなどは、シフト勤務体制で働く業種です。人々の健康維持・改善をサポートする仕事であり、利用者との触れ合いもあるため、施設の環境やスタッフの提供するサービスの質が顧客満足度に直結します。

スポーツジムなどで戦略的なシフト管理を行うには、ジムの特徴や仕事内容を把握する必要があります。今回は、ジムの種類と働き方、雇用形態、それらを踏まえたスケジュールの組み方・考え方を紹介していきます。

  1. スポーツジムの種類
  2. スポーツジムの職種
  3. スポーツジムの雇用形態
  4. スポーツジムの業務におけるシフト作成について
  5. まとめ

勤務シフト作成お助けマン

スポーツジムの種類

Mid section of four people working out at a class in gym

ジムといっても、スポーツジム、フィットネスクラブ、スポーツクラブなど呼び方も様々で、目的、立地条件、ターゲット層などにより運営方針も異なり、業務内容やシフトの組み方も変わってきます。まずは代表的なジムの種類をあげていきましょう。

1.複合型スポーツジム

代表的なスポーツジムとして、複合型スポーツジムがあります。マシンなどの機材を利用できるトレーニングスタジオ、エアロビクスやヨガなどグループで受講できるレッスンスタジオ、プールが併設されたスポーツジムです。場所によってはサウナやジャグジーなどを設置しているところもあります。会員制で利用するところがほとんどではあるものの、時間あたりの価格で利用できるシステムを採用しているところもあります。営業時間は9~10時頃から22~23時くらいまで、立地条件や施設の種類によりターゲット層が異なるため、それぞれ混雑する時間を把握した上でシフトを組みます。

2.会員制高級ジム

高級ジムは、富裕層向けのスポーツジム、スタジオやプールなどのほかにも、ゴルフやテニス、エステティックサロン、リラクゼーション、スポーツ用品店、レストランなど様々な施設や店舗が併設しているところもあります。このようなジムではパーソナルトレーナーがマンツーマンで指導するところが多く、予約し決まった時間に行われますが、社員の業務範囲は施設によって異なります。

3.24時間ジム/トレーニング機器特化型ジム

スポーツジムの中には、24時間営業しているところもあります。これらのジムは、利用者が時間を気にせずに、自分のライフスタイルに合わせてトレーニングできるようになっているため、マシンを利用するトレーニングジムを主に運営しているところが多く、規模も小さめです。このようなタイプの施設は、混雑する時間を除いて多くの人員を必要とせず、特に夜間のシフトはトレーナーとしての業務も多くはありません。

 

スポーツジムの職種

Portrait of happy men and women on fitness balls exercising with resistance bands in gym class

今度は、スポーツジムで構成されている職種をあげていきます。主な業務は「インストラクター」と「フロント業務」です。

1.インストラクター

インストラクターは、スポーツジム内で運動の指導、設備の指導などを行う仕事です。トレーニングスタジオに置かれているマシンの正しい操作方法を説明し、利用者の目的やニーズに合わせて、トレーニングメニューを提案します。ジムトレーナー、またはジムインストラクターとも呼ばれます。ほかにもヨガ、リラクゼーション、スイミングなどそれぞれ専門分野に特化した指導者がいて、すべてインストラクターです。インストラクターは、スポーツジムに在籍する社員が兼務しながら行う場合もあれば、外部からフリーランスなどを呼んで行う場合もあります。アルバイトなどが行うケースもありますがごく希で、一般的には専門性の高いフリーランスに委託することがほとんどです。

2.パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーは、高級ジムや、ジムの効果を得たい利用者に対して個別に指導を行う専属のトレーナーです。基本的にはインストラクターが有償サービスとして行っており、顧客の希望とシフトを合わせ予約制で行っています。

3.受付・フロアスタッフ

見学者の案内や利用者の受付、入退会の手続き、問い合わせの対応などを行います。さらにレッスンの予約受付、調整、確認などをサポートします。ほかにも、ジム内で取り扱っているグッズや商品の販売も担当します。スポーツジムの規模や時間帯によっては、インストラクターが兼務することもあります。

4.監視員/清掃

常に衛生管理を行う必要のあるスポーツジムでは、スタジオや更衣室の掃除、マシンの消毒、ゴミ出し、そのほかの業務にはプールやスタジオの監視などがあります。これらはアルバイトなど頼む場合もあれば、インストラクターやフロントなどの社員が兼務している場合もあります。

5.マネージャー/リーダー

スポーツジムやフィットネスクラブなどの施設運営、設備管理、マシンのメンテナンス、スタジオの管理や調整など、運営に関わる業務を担います。事業規模によっては、スポーツジムの社員がトレーナーや施設運営の両方を行っているケースが一般的です。スタッフのシフト管理なども、リーダーや支配人などの管理者が行います。

 

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スポーツジムの雇用形態

スポーツジムでは、様々な雇用形態で働いているのが特徴で、それによって業務範囲や役割も異なってきます。

1.正社員の場合

複合型スポーツジムでは、正社員として勤務するとトレーニングスタジオ、プール、レッスンスタジオのすべての領域を担当することが多くなります。またフロントサービスや受付、フロア巡回、利用者への使い方指導やアドバイス、フロアの清掃、器具の消毒、設備のメンテナンスなどをシフト制で交代しながら担当します。ほかにも、日報の作成、指導計画、レッスンの考案など、身体を動かす以外の業務は多岐にわたります。

2.パート・アルバイトの場合

パート・アルバイトは特定の運動を指導するレッスンスタジオ、ジムインストラクター、フロント業務、清掃などいずれかの業務の求人が見受けられます。給与体系は時給換算が多く、一般的にインストラクターがフロントスタッフや清掃よりも時給が高くなっています。希望する曜日や時間などを選ぶことができ、特に夜間などのアルバイトは時給がさらに高くなります。もともとスポーツが趣味でアルバイトを希望する人が多いため、通勤手段や通勤時間などの条件が合えば、学生のうちからアルバイトとして働き、卒業後にそのまま正社員としてインストラクターになる、という例も少なくありません。

3.フリーランス・業務委託の場合

そしてスポーツジムなどで多い働き方がフリーランス・業務委託です。これは特にレッスンスタジオで指導するインストラクターなどに多い傾向があります。料金体系は時給ではなく、1レッスンの単価✕回数などで支払われます。フリーランスは専門的な技術を持つ人が多く、顧客満足度の向上を目的にニーズに合致するものを積極的に受け入れています。

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スポーツジムの業務におけるシフト作成について

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スポーツジムのシフト管理は、どのように行うべきでしょうか。基本となる考え方をみていきましょう。まず「レッスンの内容」「レッスンの数」を考えます。

1.レッスンの内容と数

スポーツジムやフィットネスクラブなどでは、1日のプログラムが事前に決められています。特にレッスンスタジオなどのプログラムは、事前に予約を受け付けていることが多いため必ず実行する必要があり、そこに担当のインストラクターを確保しシフトに組み込んでいきます。1つのプログラムのうち、ほかにシフトに入れるインストラクターがいる場合は、別のレッスンに対応できるかを考慮しながら割り当てていきましょう。プライベートレッスンがある場合、インストラクターはシフトをもとに会員と日時を決定します。シフト管理者は、それを反映させながらシフトに組み込みます。

2.ジム・スタジオ・プール

今度は「ジム」「スタジオ」「プール」のバランスを考え、インストラクターを配置していく必要があります。規模が大きいところでは、それぞれ担当が分かれているケースが多いのですが、中小規模になると業務に対して作業をする人員も限られてくるため、フォローし合うところが多くなります。複数店舗を展開している場合は、まとめてシフト管理を行い、過不足が生じた場合にそれらのスタッフで調整できる体制を整えておきましょう。

3.フロント業務とバックオフィス業務

スポーツジムでは、インストラクターなどプログラムをこなす仕事と、日報や計画書などを作成する事務作業があります。シフト管理は、これらの業務どちらも考慮します。レッスンはあらかじめ日時が決められているので、効率的に作業ができる体制を作っていきましょう。

4.パート・アルバイトのシフト

スポーツジムの中には、アルバイトに対しシフトに入ったのに利用者が少ないときは帰される、反対に利用者が多いときは延長をお願いされる、というケースもあります。そうなると、パート・アルバイトのスタッフは、自身の予定が立てづらくなるばかりか、1か月のバイト代がいくらになるのかさえ分からなくなってしまいます。このような予定変更の繰り返しはアルバイトからの信頼を失うことになりますので、極力控えましょう。

ほかにも、24時間ジムで夜間のアルバイトが1人だった、というケースもあります。確かに深夜の利用は少ないとはいえ、人員を補えなくても安全管理の整備や対策はしっかりと行うべきでしょう。スポーツジムでのパート・アルバイトは、インストラクターでなくても、応募する人は趣味でスポーツを楽しんでいる人、スポーツに対する意欲がある人、健康管理への意識が高い人、楽しみながら知識を身につけたいと考える人などが応募する傾向にあります。ただ正社員の穴埋めと考えるのではなく、意欲を持って働ける環境を提供することも大切です。

 

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まとめ

このように、スポーツジムのシフト管理においては、ジムの特徴や業務内容をよく把握し、正社員とアルバイトの配分だけでなく、ベテランのインストラクターと新人インストラクターを組み合わせたり、時間帯で一方だけが負担となったりしないように、曜日や休日などで調整したりする必要があります。また、スポーツジムは接客業でもあり、利用者のニーズやトレンドを取り入れたサービスを提供していくことが求められます。どの雇用形態、役割であれ、シフト管理によってスタッフの態度・働きぶりが大きく影響するため、適切な人員の補充と配置を行いながら、スタッフが満足して働けるようにシフトの改善を行っていきましょう。

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勤務シフト作成お助けマン編集部

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