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育休後に復職・復帰するならシフト制の働き方を活用しよう

ライター: 勤務シフト作成お助けマン編集部

育休後に復職・復帰するならシフト制の働き方を活用しよう

生まれてきた子供と対面してみると、とてもかわいらしくて感激もひとしおではないでしょうか。子育てが始まると、これまでの生活とは一変して毎日の生活は子供の面倒を見ることが中心となります。そのため、育児休職(育休)からの復職後は子供が生まれる前とは働き方を変えなければならないこともあるでしょう。

育児期間中はシフト制の働き方を選択する方法もあります。当記事では、育休後の各種働き方について紹介しますので、自分自身に適した働き方を選ぶ際の参考にしてみてください。また、育児期間中のスタッフがいる場合のシフト表の作成方についても説明します。

 

  1. 子育て中はどのように働く?
    子供が生まれた後も同じ会社で働く場合
    新しい会社で働く場合
  2. シフト制のメリットは?
    働く時間帯に融通が利きやすい
    急な休みにも対応してもらいやすい
  3. シフト制のデメリットは?
    休みの希望が通らない場合がある
    正社員と比べると給料が低い
  4. 育休から職場に復帰するときのスケジュールの組み方
  5. 育休から復帰した人のシフトを組むときのポイントは?
  6. まとめ

 

 

子育て中はどのように働く?

子育て中の働き方としては下記があげられます。

  • ・パートなどで短時間働く
    ・派遣社員として働く
    ・正社員として働く

そのほか、子供が生まれた後も同じ会社で働く場合や、心機一転新しい会社で働く方法もあるかと思います。それぞれのケースについてみていきます。

 

子供が生まれた後も同じ会社で働く場合

子供が生まれた後も同じ会社で働く場合、生まれる前に正社員として働いていたなら、生まれた後も引き続き正社員として働く方法のほか、パートなどの短時間労働に変更する方法があります。それぞれのケースについてみていきます。

正社員からパートに変更する

企業によっては、雇用形態を正社員からパートに変えることもできます。子供の世話をする時間を確保したいなどの理由で正社員として働き続けることが難しい場合はパートに変更してみましょう。

この方法なら、雇用形態が変わるだけで勤める会社は同じであるため、人間関係は今までとほとんど変わりません。子育てをしていて急に休みを取らなければならない場合も、周囲からの理解を得られやすく、休みを取りやすい点はメリットといえるでしょう。

引き続き正社員として働く

引き続き正社員として働く場合、収入が安定するほか、責任ある仕事を任されるためやりがいを感じられるメリットがある一方、子供の世話をする時間が限られてしまいます。そのような場合は「短時間勤務制度」を活用する方法があります。

短時間勤務制度は3歳未満の子供がいる場合に利用できます。短時間勤務制度を利用できると、1日の労働時間は原則として6時間となります。フルタイムで働く場合、1日の労働時間が8時間であるため、2時間減って6時間になるたけでも子育てがしやすい状態になるといえるでしょう。

ただし、下記の場合は短時間勤務制度を利用できません。

  • ・1日の所定労働時間が6時間以下
    ・育児休業を取得中である
    ・1日単位の労働契約である
    ・雇用期間が1年未満
    ・勤務日数が1週間あたり2日以下
    ・短時間勤務に適さない職種であること

 

 

新しい会社で働く場合

これまで勤めていた会社を退職するケースもあるでしょう。子育てがある程度落ち着いたら、収入を増やすために新しい会社で働くこともできます。ここでは、パート、派遣社員、正社員の3つの働き方について説明します。

パートとして働く

新しい会社でパートとして働く場合、職種や勤務時間、勤務日数を選べます。

これまでの経験を活かすために前職と同じような仕事を選べるほか、転職を機に、やってみたいと思っていた仕事を選ぶこともできます。また、子育てに時間をかけたい場合は勤務時間の短い仕事を、日中の時間帯に子供の面倒を見てもらえるめどがついている場合は勤務時間が長めの仕事を選んでみましょう。

派遣社員として働く

仕事復帰で短時間勤務の仕事を選びたい場合、パートとして働く方法のほかに派遣社員としての働き方を選ぶ方法もあります。

派遣社員の場合、仕事をしたいときは希望条件を派遣会社に伝えるだけで済むので、自分で仕事を探す手間がかかりません。また、派遣社員はパートよりも時給が高いことが多いため、収入を増やしたい場合に適しています。ただし、派遣会社によってはボーナスや交通費が支給されない場合があるため、あらかじめ確認しておきましょう。なお、派遣社員の場合は契約期間が定められており、同じ会社で働けるのは一定期間に限られます。

契約終了後は他の会社で働くことになるため、派遣社員として引き続き収入を得ることは可能ですが、新しい仕事に慣れることや人間関係の構築をイチから始めなければならないため、その点が負担に感じるケースがあるかもしれません。

正社員として働く

そのほか、正社員としての働き方を選ぶこともできます。正社員として働くと、パートなどで働くよりも収入を多く得られるため、子育てにかかる費用をまかないやすくなります。また、正社員として働くと責任ある仕事を任せられるため、働きながら充実感を得たいと考えている人にとっては、正社員としての働き方が適しているといえるでしょう。子供を保育園に預けることができたり、家族に子育てを頼めたりする場合は、正社員としての働き方を選ぶ方法もあります。

シフト制のメリットは?

シフト制のメリットとしては下記があげられます。

  • ・働く時間帯に融通が利きやすい
  • ・急な休みにも対応してもらいやすい

それぞれについて説明します。

働く時間帯に融通が利きやすい

シフト制なら働く時間帯に融通が利きやすくなります。フルタイムのように朝から夕方まで働く必要がなく、シフト制の働き方なら午前中のみの勤務、または午後のみの勤務という働き方も選べます。特に生まれたばかりの子供は十分に世話をする必要がありますが、シフト制の働き方を活用すれば、働く時間を最小限に抑えつつ、子供と過ごす時間を十分に確保できます。

急な休みにも対応してもらいやすい

シフト制の働き方なら急な休みにも対応してもらいやすくなります。もし、生まれたばかりの子供の体調が良くなく、病気にかかってしまった場合はすぐに医師の診察を受ける必要があります。しかし、フルタイムは働いている時間が長いこともあり、ほかの社員と代わってもらいにくい点がネックといえます。その点、シフト制ならフルタイムの働き方と比べると代わってもらいやすくなります。

フルタイムで働く従業員は人数が限られるのに対し、シフト制で働く従業員の数はフルタイムと比べると多いこと、そして、シフト制なら働く時間が短いことも多いためです。子供が病気になったときなど、やむを得ず休まなければならない場合は上司に伝えましょう。

 

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シフト制のデメリットは?

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シフト制のデメリットとしては下記があげられます。

  • ・休みの希望が通らない場合がある
    ・正社員と比べると給料が低い

それぞれについて説明します。

休みの希望が通らない場合がある

シフト制の働き方では、場合によっては休みの希望が通らないことがある点にも注意が必要です。多くの場合、シフトを作成する人は従業員に対して休日の希望日を聞きます。休日希望を出した人が少なければ休みをもらいやすくなりますが、特定の日に休みがほしい人が集中してしまうと、シフトを作成する人は優先的に休んだ方が良い従業員、休むよりも出勤した方が良い従業員を決めなければなりません。そのため、シフト制では休みたいときに必ず休めるとは限らないということを理解しておきましょう。

 

正社員と比べると給料が低い

シフト制で働くと、正社員として働いた場合と比べると給料が低くなることが多いです。正社員は、パートと比べると長い時間仕事をしており、そのうえ責任が重い仕事を任されているため、給料は高めとなっています。

一方、パートは正社員のように重い責任を負うことがないこと、そして一定のスキルがあれば働くことができるため、給料は低めに抑えられています。正社員からシフト制の働き方に変更する場合は、給料が下がることを前提としておきましょう。

 

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育休から職場に復帰するときのスケジュールの組み方

職場に復帰するときは、子育てに関するスケジュールを考えたうえで、1日あたりの勤務時間や1週間あたりの出勤日数をおおよそ決めておきます。保育園を利用できる見込みがあるなど、子育てを任せられる場合はフルタイムに近い働き方でも差し支えありません。逆に保育園を利用できるかどうかがわかりにくい場合や、自分で子供の面倒を見る時間を増やしたい場合は、1日の出勤回数を3~4日程度に抑え、勤務時間は午前のみ、または午後のみの4時間程度の仕事を選ぶ方法があります。

シフト制を導入している会社では、多くの場合休みの希望日を聞かれます。そのため、1か月程度先の予定を確認したうえで、休みの希望日をあらかじめ考えておきましょう。例えば、乳幼児検診の日はいつか、保育園が休みで自宅にいながら子供の面倒を見なければならない日はあるか、ということを考えながら休日がほしい日を決めておくと「急に休みがほしい」とあわてることが少なくなります。

 

育休から復帰した人のシフトを組むときのポイントは?

育休から復帰した人のシフトを組むときのポイントは、子供のことを優先できるように、復帰した本人と相談して無理なシフトを組まないことです。特に、小さい子供は何かと手がかかり、急きょ休みを取らなければならないこともあります。そのため、勤務時間を長くするよりも、勤務時間を短めにして子育ての時間を確保できるようにしておくと、余裕を持って仕事ができることでしょう。

なお、勤務時間に関しては、あくまでも本人の希望に応じる形とします。本人が「勤務時間は長めでも差し支えない」というようであれば、6時間程度の勤務にしても差し支えありません。また「子供が小さいので、勤務時間は短めにしてほしい」と伝えてきたら、勤務時間を4時間程度に抑えておくと良いでしょう。

 

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まとめ

育休から復帰後の働き方としては、パートとして働く方法や派遣社員、または正社員があげられます。子育てに時間をかけたいのであれば、シフト制の働き方が適しています。シフト制なら、働く日数や働く時間にある程度の融通が利くため、子供が病気になったときなど、急きょ休みを取りたい場合にも対応しやすくなります。

育休から復帰された人のシフトを組む場合は、本人が希望する勤務時間やお休みの予定などを十分考慮してシフトを組む必要があります。JRシステムが提供する「勤務シフト作成お助けマン」は、勤務時間やスタッフの休み希望、勤務回数などの公平性を考慮したシフトを自動作成することができます。

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