夜間勤務がある業種必見。2交代制、3交代制のシフトを徹底解説!

夜間勤務がある業種必見。2交代制、3交代制のシフトを徹底解説!

常に稼働している工場や24時間対応のコールセンター、病院、介護施設などでよく耳にするシフト形態が2交代制と3交代制です。

通常の会社員などと大きく違うのは夜勤があること。夜勤のシフトを考えなければならない職種の2交代制と3交代制におけるメリット、デメリットなどを解説します。

  1. 2交代制とは?
    2交代制のメリット
    2交代制のデメリット
  2. 3交代制とは?
    3交代制のメリット
    3交代制のデメリット
  3. 2交代制、3交代制のシフト管理方法
    法令を遵守したシフトの組み方とは
    1. 大まかにチーム分けする
    2. 人員のセットを作る
    3. セットのローテーションを検討する
  4. 複雑な交代制のシフト管理にぴったりの自動作成ツール
勤務シフト作成お助けマン

2交代制とは?

2交代制とは、2つの時間帯に分けた勤務形態です。

例えば8時から17時の日勤と19時から4時の夜勤。法定労働時間は1日8時間なので、それぞれ1時間の休憩があります。通常の企業と比べると、隙間はあるものの朝8時から翌日の明け方4時まで人員が配置されています。膨大な出荷量を抱える流通工場やライン作業の部品工場などでよく見られるシフトです。

2交代制のメリット

2交代制のメリットを事業者側と働き手側の双方から考えてみます。

事業者側としては、シンプルにシフトが組めるため人員の確保が容易になるでしょう。日勤と夜勤の人員を確定させれば、安定した労働力が見込めます。

一方、働き手側にとっては夜勤手当がメリット。多くの企業は夜勤の給料を高額に設定しているので「体力に自信があり、多く稼ぎたい」と考える人にはうってつけです。また、日勤夜勤どちらかに決めてしまえば生活リズムも崩れにくくなります。

2交代制のデメリット

反対に事業者側のデメリットとして挙げられるのが、交代の際に生じる空白の時間です。

機械をストップさせることなどが可能であれば問題ありませんが、時期によっては従業員に早出や残業を命じ、イレギュラーに対応しなくてはなりません。

働き手側は、夜勤による体調管理の難しさがデメリットでしょう。特に年齢を重ねると深夜の労働が辛くなる傾向が見られます。家庭を持つ人は、家族と生活リズムが異なってしまうのも懸念点です。

3交代制とは?

近年普及しているのが3交代制。6時から14時の早番、14時から22時の中番、22時から6時の遅番といった具合に3つの時間帯に分けたシフト形態です。

2交代制と違い隙間なく人員を配置できるため、コールセンターや病院などで採用されるケースが増えています。

3交代制のメリット

3交代制における事業者側のメリットは、空白時間を埋めることが可能なこと。2交代制と比べて拘束時間が短いため、フレッシュな人員を配置することができるのも利点です。

働き手側のメリットは夜勤でも勤務時間が短いため、精神的な負担が軽減される点でしょう。働く時間帯の選択肢が増えるので、自分の体調や都合に合わせて働けるのも魅力です。

3交代制のデメリット

3交代制のデメリットはシフトが複雑化することです。

事業者側は夜勤明けのインターバルなどを考えなくてはなりません。働き手側も早番の次の日が遅番、その次の日が中番といったシフトになると、生活リズムがバラバラになってしまいます。

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2交代制、3交代制のシフト管理方法

2交代制と3交代制はともに、法定労働時間、残業時間、勤務間インターバルなどを考えてシフトを管理しなくてはなりません。2交代制であれば、残業ありきの12時間拘束を強いるケースもあるでしょう。その際、念頭に置かなければならないのは、36協定の残業時間上限や自社で定めた特別条項などです。

▼ 36協定、勤務間インターバルについては、こちらの記事をご覧ください
上限を超えて残業させていませんか?シフト管理者が必ず知っておきたい36協定
「働いていない時間」に着目。従業員に一定の休息時間を与える勤務間インターバル制度とは

また、3交代制は早番が6時から12時の休憩なし6時間勤務、中番が12時から20時の1時間休憩、遅番が20時から6時で間に2時間の仮眠休憩を設けるなど、不規則なケースがほとんどです。

法令を遵守したシフトの組み方とは

法令を遵守し、事業に悪影響を及ぼさない適切なシフトとはどのようなものでしょうか。以下に、適切なシフトの組み方をご紹介します。

1. 大まかにチーム分けする

まず、大まかにチーム分けをします。
2交代制であれば「日勤のみ」、「夜勤のみ」に加え「日勤希望、夜勤可」や「どちらでも可」など、従業員の希望でチームを分けられます。

3交代制であれば「専業主婦の早番チーム」、「早番・中番・遅番の融通がきくチーム」、「若くて体力のある遅番チーム」などに分けられます。

2. 人員のセットを作る

次に、チームの中から人員のセットを作ります。3交代制を例にご紹介します。

以下のチームの中から、早番に4人、中番に6人、遅番に5人配置すると仮定しましょう。

  • 早番チーム 5人(ABCDE
  • 早番・中番・遅番の融通がきくチーム 12人(FGHIJKLMNOPQ
  • 遅番チーム 4人(RSTU
    ※早番チーム、早番・中番・遅番の融通がきくチームのLPQ、遅番チームはパートタイマー(出勤数週2〜3日の希望あり)

勤務する曜日を軸に、人員セットを作ります。月、水、金曜勤務のセットを

  • 早番 ABCF
  • 中番 GHIJKL
  • 遅番 MNORS

とし、火、木曜勤務のセットを

  • 早番 DEGH
  • 中番 FIJMNO
  • 遅番 KPQTU

という風に決めていくと、分かりやすくなります。以下に図示します。

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3. セットのローテーションを検討する

セットができたら、ローテーションを検討しましょう。

2交代制で「日勤希望、夜勤可」という希望を出した従業員がいます。あるいは「稼ぎたくて夜勤を希望したけれど体調管理が難しく、日勤を多めに入れたい」と思う従業員がいるかもしれません。彼らが毎週夜勤を強いられることになってしまえば、モチベーションの低下を招く恐れがあるでしょう。

とはいえ、夜勤、夜勤、休み、日勤、休み、夜勤…といったローテーションでは、不規則なリズムによって、勤務上のミスや遅刻などが起こり得ます。今週は夜勤、土日を挟んで次週は日勤というように、週単位でメリハリをつけることも重要です。

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複雑な交代制のシフト管理にぴったりの自動作成ツール

シフト管理者は、これらに対処したシフト表作成に加えて、従業員のスキルやQOL、休みの希望も考慮しなくてはなりません。2交代制、3交代制のシフトは一見、規則的な勤務形態ですが、シフト管理者にとっては非常に複雑で、考えなければならないことが多いのです。

間違いのない、適切なシフト表作成は自動作成ツールがオススメです。

予め「早番のみ」「早番・遅番OK」「土日出勤NG」といった従業員の希望と、「月水木の人員は10人、早番3人・中番5人・遅番2人」など条件を設定すれば、チーム分けもセット作成も手軽に素早くできます。自社のシフト形態に合ったカテゴライズやソートが可能で、シフト表作成における作業効率が格段に上がるでしょう。

シフト表自動作成ツールついては、こちらの記事をご覧ください
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