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図書館司書の働き方とは?シフト作成のポイントについても解説!

ライター: 勤務シフト作成お助けマン編集部

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図書館司書は、図書館において蔵書の貸出や書籍の購入等の業務を行う職種です。誰しもが一度は関わったことがあるでしょう。

そんな馴染み深い図書館司書ですが、どのような働き方になっているのでしょうか。この記事では、図書館司書の働き方や、管理者としての図書館司書のシフト作成のポイントについて解説します。

図書館司書の労務管理を行っている方は、この記事を参考にしてみてください。


  1. 図書館職員について
    公立図書館
    学校図書館
    大学図書館
    その他の図書館
  2. 図書館司書の働き方やシフト作成のポイント
    公立図書館の場合
    学校図書館の場合
    大学図書館の場合
  3. まとめ

勤務シフト作成お助けマン

 

図書館職員について

Pretty teacher smiling at camera in library at the elementary school

図書館と一口に言っても、様々な図書館があります。そこで、以下では各図書館の特色や、図書館毎の司書・職員の働き方について説明します。

公立図書館

公立図書館は、都道府県や市区町村によって設置される図書館です。公立図書館集計(2021年度)によれば、全国に約3300の図書館が設置されています。

公立図書館の職員の雇用形態は、大きく分けて専任職員、兼任職員、非常勤職員、臨時職員、委託・派遣職員等があります。職員数の合計は約42,000人程度です。このうち、司書資格を有する職員は全体の4割程度ですので、図書館の職員は全員が司書というわけではありません。

図書館の職員のうち、最も人数が多いのは委託・派遣職員です。これは、派遣会社に登録し、派遣会社から図書館に派遣される形態の職員です。

これに対して、専任職員や兼任職員は図書館を設置している地方自治体に雇用され、図書館で業務を行う職員です。専任職員は図書館でのみ業務を行うのに対して、兼任職員は図書館以外の地方自治体の業務も行うという違いがあります。

学校図書館

学校図書館は、全国の小学校、中学校、高校に配置されている図書館(図書室)です。学校教育のために不可欠な施設とされており、学校図書館法によって設置が必須とされているため、すべての学校に図書館が設置されています。

学校図書館の職員は、「司書教諭」「学校司書」に分けられます。司書教諭は、教員職員免許法に基づく「教諭」の資格を持つ者が、司書教諭の講習を修了すると資格が付与れます。そのため、司書教諭はいわゆる「学校の先生」でなければなることができません。

これに対して学校司書の資格は制度化されておらず、「学校司書」という資格はありません。また、学校を設置する地方自治体ごとに採用条件も異なり、資格や経験不問の場合もあれば、司書資格が必須の場合もあります。採用職種も、教育職の中の実習助手や、行政職の中の学校事務職員など様々です。

学級数が12以上の学校では司書教諭を配置しなければならないとされています。また、学校司書はすべての学校において設置が努力義務となっています。資格や法的根拠が異なる両者ですが、主な業務は学校図書館の管理・運営等であり、業務内容に大きな違いはありません。

大学図書館

大学図書館は、その名の通り大学に設置されている図書館です。4年制の大学の他にも、短期大学や高等専門学校に設置される図書館も含まれます。一般的な図書館よりも、学術書や論文集のような専門性の高い書籍の蔵書が多いのが特徴です。また、学生や教職員のための施設であり、一般の人の利用は制限されていたり、特別な手続きが必要だったりすることが多いです。

大学図書館集計(2021)によれば、全国に約1600ほどの大学図書館が設置されています。約半数の職員は大学に直接雇用されており、残りの半数は派遣会社から派遣された職員となっています。

その他の図書館

図書館は公共的な役割ではありますが、民間企業が運営しているものもあります。近年は、指定管理者制度の導入によって、公立図書館の運営が民間企業に委託されるケースが増えています。民間企業が運営を行うことで、コストの削減やサービスの向上が期待されます。

2013年から市立図書館の運営を、「蔦屋書店」等を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブに委託した佐賀県武雄市では、施設内に蔦屋書店やコーヒーショップも併設されており、若い世代の利用促進が期待されています。

また全国各地には、株式会社や公益法人が設置する私立図書館が存在します。私立図書館は、公共的な性格というよりは、設置者が目的を持って資料を収集し、公開している事が多いです。公共の図書館と異なり、入場料や貸出料がかかる場合もあります。

一例として、地域の郷土資料を多く蔵書する施設、宗教的な書物を多く蔵書する施設、マンガを多く保有している施設等があります。

 

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図書館司書の働き方やシフト作成のポイント

Pretty student taking book out of shelf in library

図書館司書や図書館職員はどのような働き方をしているのでしょうか。ここでは図書館で働く方の働き方について解説します。

また、図書館で働く方にとって課題となっているシフト作成のポイントについても解説します。

公立図書館の場合

公立図書館の開館時間は施設によって異なりますが、概ね午前9時頃から午後7時頃までです。そのため、開館1時間前から閉館1時間後程度が、職員が勤務する時間となります。多くの図書館ではシフト制が採用されており、職員はシフト表に従って勤務しますが、派遣職員と地方自治体の職員とで、シフトの労働時間は異なる場合があります。

派遣職員の場合、実働時間が7.5時間〜8時間程度の場合が多いようです。上記の開館時間であれば、午前8時から午後5時までの早番と、午前11時から午後20時までの遅番のシフトが想定されます。

また最近では行政サービス拡充の一環として、開館時間が長くなっている施設もあるため、3交代制のシフトとなっている場合もあります。図書館は土日祝日も開館していることが多いため、職員は土日のいずれかはシフトに入ることが必須とされていることが多いです。

地方自治体の職員の場合、労働時間も地方公務員の規定に準じます。地方公務員の定時は午前8時30分から午後5時15分(実働7時間45分)が多く、図書館職員は1週間あたり38時間45分勤務を行うようにシフトが組まれます。

図書館職員のシフトを組む際には、図書館が提供するサービスのレベルが均一になるように組むことが求められます。図書館職員は司書資格を有していなくてもなることができるため、各職員間で文芸に関する知識量に差がある場合があります。

そのため、できるだけ司書が勤務していないタイミングが少なくなるようにシフトを組むことが必要です。司書を適切に配置することで、利用者に対するサービスの向上が期待できます。

また、司書は子供をもつ母親にも多い職業であるため、子供の学校行事等がある休日は、シフトの休みの希望が多くなりがちです。そのような休日であっても図書館は開館しなければならないため、各職員の間で休日の割り振りに不公平感が無いようにシフトを組むといいでしょう。

学校図書館の場合

学校図書館の職員の労働時間は、司書教諭と学校司書とで異なります。司書教諭の場合は他の教員と同じく午前8時から午後5時までの場合が多いです。

これに対して、学校司書の場合は雇用形態によっても異なります。常勤の正規職員であれば司書教諭と同等の場合が多く、非常勤や嘱託、臨時職員の場合には、パートタイムで業務を行います。

学校図書館に配置される職員の数は多くはないため、シフトの作成が必要となる場面はあまりなく、基本的には雇用契約で定められた就業時間に働くこととなります。また、学校の長期休暇は図書館が閉館となります。

大学図書館の場合

大学図書館は、設置している大学によって労働時間や勤務体系は異なりますが、公立図書館と同じように、2交代制または3交代制によるシフト制が多いようです。そのため、シフト作成上のポイントについても同様となります。

 

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まとめ

ここまで、図書館職員の働き方やシフトについて解説してきました。図書館には、公立図書館、学校図書館、大学図書館、私立図書館等、様々な種類があり、それぞれの役割に応じてサービスを提供しています。

また、図書館職員には専任の職員、兼任の職員、派遣職員等がいて、司書の資格の有無も様々です。それぞれの職員には、文芸に関する知識量に差があるため、シフト作成者はこれを考慮して、シフトを作成する必要があります。

図書館職員に求められる役割は利用者が必要としているサービスを提供することです。図書館のシフト作成業務を行う場合には、図書館が提供するサービスのレベルを確保できるように留意しましょう。

各種留意事項に気を付けながらシフト作成を行うのはなかなか難しいものですが、シフト管理サービスを利用すれば、効率的にシフトを作成できるため、通常業務に支障が出ないようにシフト管理することができますシフトの作成で苦労しないためにも、シフト管理サービスを活用して効率的なシフトを作成しましょう。

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勤務シフト作成お助けマン編集部

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